今、自分が支払っている税金がどれくらいか。
考えたことが、あるでしょうか。
私は、50歳で公務員を退職しましたが、その当時の支払い税率は、46%。
収入の約半分が税金に取られていたことになります。
サラリーマンや公務員は、安定していると思われがちですが、
仕事の自由度は低く、収入も一切ごまかしがききません。
公務員の仕事だけをしていた時は、気がつきませんでしたが、
アパート経営をし始めた頃から、税金の仕組みを意識するようになりました。
知れば知るほど、なんとなく心にモヤがかかったような、
不公平感や不満を感じるようになったのは、事実です。
年収800万円でも、46パーセントの税金などを払うと、一年の手取りは、432万円。
月にすると、36万円です。
それなのに、公務員は、簡単にローンの審査もおりるので、みんな気軽にマイホームを買う。
実際には、毎月36万円しかないのに、4000万くらいのマイホームを買うのは、本来は危険な行為です。
これでは、金持ち父さん貧乏父さんの著者、ロバートキヨサキ氏が言う、「ラットレース」にハマってしっても仕方ないでしょう。
(ちなみに、ラットレースとは、働いても働いても資産が貯まらない状態を回し車の中でクルクル回っているネズミに似ていることから作られた言葉です)
ロバートキヨサキ氏は、「サラリーマンは、年に5ヶ月は政府の為の税金を払う為に働いている」とも言っています。
私は、独立後、マイホームを含め、負債の見直しをしたり、税金についての勉強を始めました。
日本は、公務員、サラリーマンが自動的に国に多くの税金を払う仕組みが作られていて、逃れることはできません。
実際に、自分の払う税金を把握している人も少ないです。
その点、経営者の場合は、法人を作ることで、いろんな節税対策が可能です。
その方法は様々ですが、私は、まずは、一般的なIDECOとふるさと納税を始めました。
もちろん、法人だと、それ以外にも、生活にまつわる多くのことが経費にもなりますし、
税金対策としては、まだまだ方法があるでしょう。
日本という国自体が、税率が高い国ですから、
公務員やサラリーマンの人は、
「自分がどれくらいの税金を払っているか」ということくらいは、把握しておいた方がよいと思います。
*自分の仕事が、それ相応に評価されているのか。
*それは、生涯、打ち込む価値のある仕事なのか。
*自分が本当に実現したいワークスタイルは、どんなものか。
税金を見つめることで、お金や働き方を考えるきっかけを作ってもらえたら、と思います。