2024年からの資産構築方法(加筆)

この記事は2020年に買いたものをリライトしたものになります。

 

資産構築というのは、その時代の経済や政治の影響を色濃く受けるものですが、

現代の日本で資産運用をしようと思うと、100パーセント安全を保証された方法は見当たりません。

 

コロナの影響を受けた2020年。

今、資産を増やしていこうと思うと、

結論としては、お金を貯めておくより、「稼げる力」を身につけた方が良い。

という話にもなるでしょう。

 

資産税(財産税)が施行されると、せっかく貯めたお金も税金として払うようになる可能性もあります。

 

そんな中、

こんな時代でもできる「資産構築方法」として、オススメしたいことをまとめました。

 

 

複業で毎月の収入を増やす

資産を増やそうと思った時、今の収入の中から運用に回すのは限界があります。

複業で月に1万でも収入を増やして、増えた分を運用に回すことが得策です。

 

毎月プラス1万円を稼ぐ方法が分かれば、10万円も不可能ではありません。

一番、大変なのは、最初の1万円です。

 

もし、プラス1万円の副業ができない場合は、

まずは、ビジネスの勉強をすることからスタートすると良いでしょう。

 

毎月、定額を運用へ回す

1万円〜の余剰資金ができたら、それを毎月、運用に回します。

今なら、月3000円から始められるゴールドの積立(三菱マテリアルがオススメ)や

月1000円から始められる「つみたてNISA」のような積立投信など。

 

正直な話、この辺は、「投資に慣れる」という意味合いが大きいので、そんなに配当を期待できるわけではありません。

 

ただ、投資や運用という言葉に馴染みのない日本人には、初めの一歩としてはオススメできると思います。

 

資産運用には元金が必要

まずは、あまり運用に詳しくなくても、とりあえず、毎月の運用をスタートしてみます。

そして、そこから少しずつ「投資や運用の勉強」を始めることをオススメします。

 

情報を得てから行動するよりも、先に行動してから学ぶ方が時間の節約になるからです。

 

学び始めると実感するのが、「元金を増やしたい」ということです。

年利10パーセントの定期預金をする場合、

元金が100万なら毎年10万円。

元金が1億なら毎年1000万円。

元金さえあれば、運用で食べていけることも出来るのです。

 

なので、元金を増やすために出来ることを考えていきます。

 

元金が少ない場合は、稼ぐか借りるしかありません。

①複業する時間を増やし収入を増やす

②低金利の借り入れをして、高金利の運用に回す

 

あとは、時間をかけてコツコツと貯めるしかありません。

 

どちらにしても、投資というのは、お金持ちが更にお金持ちになるもの。

 

一定の元金を貯めるまでは、収入を増やすための努力と工夫が必要だと思います。

資産は必ず分散する

 

ある程度、資産がある場合は、その全てを日本の銀行に置いておくのは危険です。

これからは、日本はインフレの可能性が高いし、日本円の価値は低くなっていくと言われています。

 

人口がどんどん減少し、高齢化が加速する借金大国日本に暮らす以上、

資産を守る意識はもっと高く持つべきです。

 

より安全に自分の資産を守っていこうと思った時、分散投資は基本ではないでしょうか。

 

ポートフォリオは人それぞれで、

「ハイリスクハイリターン」のものを多く持つ人と「ローリスクローリターン」のものを多く持つ人といます。

 

私は、初心者には後者をオススメしたいです。

なるべく堅実に資産を増やしていく方が安心でしょう。

 

必ずやって欲しいのは、自国通貨と外貨をバランスよく持つことです。

それは、自国通貨(日本円)は、とても不安定だから。

 

今の100万円は10年後も100万円の価値があるわけではない。

それが現実です

 

なので、日本円だけに頼らず、外貨にも分散していくことはこの時代には急務です。

 

その割合は自由ですが、

資産の30〜40パーセントは外貨で持ちたいですね。

 

そして、その外貨は、基軸通貨のドルを中心に1〜3つの国(ペソ、ユーロなど)に分散しても良いでしょう。

 

外貨を持つ場合、どうやって持つか、、と疑問を持つ人も多いと思いますが、

今は、海外銀行の普通預金口座を日本にいながら開設することが可能です。

 

日本の銀行の預金口座は出金に規制がかかり始めていますし、

自由に出し入れできる海外口座があることで経済活動はかなりスムーズになります。

 

カード一つで世界のどこにいても引き出しできる海外口座は、今後は保持する人が増えていくでしょう。

 

 

2024年はどんな年になる?

今年はいよいよ新紙幣が発行されます(7月)

今年になっても、「資産税」の話はちらほら聞かれますが、本当に実施されるかは誰もわかりません。

結局、自分の資産は自己責任で守るしかないのです。

 

不動産の世界では、中国など海外の投資家が日本の不動産を買い進めている現状があります。

建築費の高騰などで、不動産利回りが出にくい状況ですが、まだまだ中古市場ではチャンスがあると思います。

 

不動産に興味がある人は、常にポータルサイト等で新着のチェックはしておきましょう。

 

新NISAの人気が加熱していますが、なぜ政府が新NISAでお金を集めようとしているのかという視点も持っておく必要があります。

 

相変わらず株価は高いですが、日本は決して景気が良いわけでもなく、正規雇用が増えているわけでもないので、その辺も踏まえて、日本の現状を客観的に判断すると選択が変わってくるはずです。

 

11月あたりは変化が起こりそうだという専門家の声も注目したいとことです。