決断力がある人、優柔不断な人。
人には、それぞれ性格があります。
では、「決断力」って本当に必要なのでしょうか?
「決断力」とは何かを考えながら、
決断力をつけて、後悔のない自分らしい人生を構築する方法について、考えてみたいと思います。
決断力って何?
コトバンクの引用によると、「決断力」というのは、
はっきり決める能力、自分の判断や責任で決断する能力
と書かれています。
決断力というのは、「覚悟」と「判断力」の掛け算と言う人もいます。
どちらにしても、責任とか、覚悟とか、人が嫌いそうなワードが並んでいるので、決断力を持つことは、そんなに簡単ではないと感じるかもしれません。
ちなみに日本人は決断力が低い民族だと言われていますが、YES、NOをはっきりさせるのが嫌いな日本人は、物事をあやふやにしておくことを好むのかもしれません。
決断力と判断力の違いとは?
決断力と判断力は似ているようで、少し違います。
判断力というのは、メリットデメリットなど、ある程度の情報を元に頭で考えて、決めること。人に説明出来るような要素が揃っている場合です。
決断力というのは、判断よりももう少し大きなことを決める力。
しかも、右を選択すべきか、左を選択すべきか。どちらを選択した方が良いか、分からない状態で物事を決めること。
決断の方が難しいことがわかると思います。
決断出来る人と出来ない人の特徴は?
周りを見渡すと、決断力がある人とない人がいると思いますが、
それぞれには、どんな違いがあるのでしょう。
両者には、心の持ちようとか、考え方に大きな違いが存在します。
決断出来る人
1、他人の目を気にしない
2、物事にこだわりすぎない
3、正解はないと思っている
4、やるべきことを先延ばしにしない
5、目的意識が強い
6、行動の優先順位を持っている
7、出来ることからやろうとする
決断出来ない人
1、他人の目を気にする
2、こだわりが強い
3、常に正解と求めている
4、失敗をこわがる
5、リーダーになりたがらない
6、明確な判断基準がない
7、情報収拾の習慣がない
決断力がなぜ必要なのか
では、そろそろ本題です。
決断力って、人生で本当に必要なのでしょうか。
決断力がない人は、「迷う人」です。
迷うということは、何度も何度も同じことを考えること。
実は、
「迷っても結果は同じになる」
というデータもあるそうです。
つまり、迷っても迷わなくても変わらないのだとしたら、迷う時間は無駄になるということでしょう。
迷う=時間のムダ
「覚悟」を持って、自分の人生を選択出来るようになると、
後から自分の人生を振り返った時、後悔しない生き方が出来るようになります。
なので、
自分らしい幸せな人生を送るためには、決断力はあった方が良いのです。
人は、1日で約70回の選択をしているそうです。
その中の90パーセント以上は自分でなく、周りの人や環境で「決めさせられている」というデータもあります。
他人の人生ではなく、自分の人生を生きる為には、「決める力」は不可欠。
自分の道は、自分で切り開いていきたいですね。
決断力を上げて、自分らしい人生を作る
では、決断力を上げるためにはどうしたら良いのか。
決断力も習慣から身につくものなので、日々、気をつけておくべき点をいくつか上げて見ます。
1、迷ったらやってみる
「迷ったらとりあえずやってみる」「やらないと決めて、忘れる」
選択には、この2択しかありません。
いつまでも迷っていることが後悔に繋がります。
やらないと決めるのは、一つの決断ですが、迷うようなら「やる」ことを選ぶ習慣をつけたいものです。
2、言葉に気をつける
◯◯したら参加します。
検討してみます。
そういう曖昧な言葉を使わないようにする訓練をする。
選択を迫られる場面では、なるべく、決断を後伸ばしにしない癖を付けるのも大切なことです。
日頃、使う言葉の影響は多いかもしれません。
3、出来ない理由を探さず、出来ることを考える
大きな決断をする時に邪魔をするのは、「不安な気持ち」でしょう。
*出来ないかもしれない。
*うまくいかないかもしれない。
そんな不安に悩まされる場合は、小さいことでも良いので、出来ることを探して、やってみることからスタートする。
自信を付けることは、大きな決断をする為のきっかけになると思います。
4、思考より感覚を重視する
決断をする時は、どれだけ考えても結果が分からないことが多いもの。
分からないのに考えても時間の無駄です。
決断をする時は、思考よりも、直感を大切にして、心の感じるままに行動する方が良い結果になりやすいと言われています。
5年後、10年後の自分の姿を常に意識して、未来の姿から今をデザインすると決断に繋がりやすいです。
明日からでも、自分の決断力をアップを意識して、後悔のない幸せな人生を構築していきましょう!!
補足
決断するのにふさわしい時間帯ですが、
起きてから、1時間はウォーミングアップの時間。
その後2時間くらいで、「脳の警戒システム」がオンになるそうです。
その時間帯こそが、決断しやすい時間帯と言われています。
参考までに。